介護医療院で働く介護士にとっての魅力は、なんといっても利用者から直接「ありがとう」という言葉を聞けることではないでしょうか。利用者だけではなく、その家族からも感謝の言葉がもらえることもあります。それが、介護士にとって一番のやりがいといっても過言ではありません。次に挙げられるのが、患者が日々回復していく様子や体力を付けていく様子を、自分の目でしっかりと見られること。自分が実施したリハビリテーションにより、みるみる患者が回復していく様子を見られるのは、介護士冥利に尽きるというものです。
また、介護医療院で働く介護士は、おおらかで優しい人生の大先輩に触れ合っています。そんな利用者は、ケアが行き届かなかった時も「いいんだよ」と言ってくれたり、排泄のケアの時などは「ごめんね、大変な思いをさせて」なんて優しい言葉をかけてくれます。そんな言葉を聞くと、明日もこの人を介護したいと心から思えるのです。
介護士のワークスタイルですが、実は働きやすくて自由が効く仕事というのはあまり知られていません。介護医療院で働いた場合は、医療スタッフ的には24時間体制なので、シフト制がとられ夜勤があることが多い一方、介護士の場合は夜勤がないことが多いのです。わざわざ、深夜にリハビリテーションをする患者もいないので、介護士には夜勤がないというわけです。最後に、介護医療院で働く介護士は女性が多いと言われていますが、最近は女性もキャリアアップしやすくなっているので、これから収入を増やしたいと考えている女性にも適した職場です。